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振袖の上手な保管の仕方

2018年の成人式が終了しましたね!皆さん、記念となる素敵な一日を過ごすことはできましたでしょうか?
レンタル振り袖を使われた方は、お店に返却すればオッケーですが、この機会に振り袖を購入された方、お母さんやご親族の方のものを着られた方は、綺麗に保管しておかないといけないですよね。
普段頻繁に着るものではないですし、ちゃんと綺麗に保管する方法についてお話していきます!

まずはクリーニング!

しばらく着る機会がないと、汗しみなどになってしまいます。
値段は、お店にもよりますが1万円前後はかかります。少し高いですが、振り袖は高価なものですし、大切に保管することを考えると、まずはクリーニングで綺麗な状態にすることをおすすめします。
汗シミやシワ、型崩れができてしまうと、そのお直し代のほうが高くついてしまいます。

保管場所は桐タンスがベスト!

着物は湿気を嫌います。湿気があると黄ばみや虫食い、臭いがついてしまう原因になります。
そこでお勧めなのが桐タンスです。桐には、通気性・湿度を調整する効果があり、温度を一定に保ってくれます。また、虫がつきにくく燃えにくいことも特徴です。
桐タンスがないという方は、桐の専用ケースや押し入れの天袋など、とにかく通気性の高い場所で保管するよう心がけましょう。

振り袖にも気分転換!虫干しって何?

いい保管場所がないよー!って方で、どうしてもプラスチックケースや洋服タンスに保管される方もいると思います。
そこで必要なのが虫干し!風通しをよくして湿気を取り除いてあげることです。
梅雨明けの7月末〜8月、寒中の2月頃、2〜3日晴れの日が続いた日に、振り袖を出してきて干しましょう。着物も長襦袢も帯も、1枚ずつそれぞれに広げて吊るすのがベストです。
ポイントは、風通しのよい場所で、直射日光には当てず、夕方までにはしまうようにしましょう。
蛍光灯の光でも色焼けしてしまうこともありますので、電気は消しておくのがオススメです。
たとう紙も点検して、茶色く変色している部分があれば交換のサインです。

成人式の次に振り袖を着るときがあれば、ご友人の結婚パーティや祝い事の時という方が多いと思います。
次に着られる時も、美しく振り袖を着れるよう、保管もバッチリしてくださいね!