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ちょっとした工夫でもっと盛れる!成人式の振袖写真の撮り方のコツとは?

成人式の振袖選び、順調に進んでいますか?

成人式で初めて振袖を着るという方も多いと思います。
せっかくの振袖姿、たくさん写真を撮っておきたいですよね。

もちろん成人式に先だって前撮りをする方がほとんどですが、お友達と揃って写真を撮る機会は成人式当日しかないので、お写真もたくさん撮る方が多いと思います。

成人式の会場はもちろん人も多く、式典の前後は特にばたばたしているものです。
そんな中での写真撮影に失敗しない為にも、今回は成人式の振袖写真の取り方のコツをご紹介します!

まず写真を撮る時は着崩れがないかをチェック

人によっては早朝から着付けをしている為、式典が終わる頃には着付が崩れているということもよくあります。
当たり前のことですが、お写真を撮る際はまず着崩れがないかどうかをしっかりとチェックするようにしましょう。

特に襟元や帯締めは崩れていると目立ちますので、こまめに着崩れがないかチェックするようにし、襟元はきれいに重ね直して、顔周りはスッキリとなるようにしましょう。

また自分で着崩れを直す自身がないという方は、歩き方や座り方などの姿勢や立ち居振る舞いに気を付けるようにし、なるべく着崩れが起きないように成人式当日を過ごすようにしましょう。
歩き方や座り方の姿勢のコツなどは、 「振袖のマナーを知って、振袖を美しく着こなそう!」でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

写真撮影で定番の基本姿勢

振袖写真のポーズで定番なのが、手を前で重ね、帯下のあたりで組むポーズです。

手は横に置くよりも前に持ってきた方がすっきりとした印象を与えます。
肘は軽く曲げて、組んだ手が帯下のあたりに来るようにします。この時、手の指がきれいに揃っているとより美しく見えますので、指先までしっかりと集中するようにしましょう。

またどのポーズでもいえることですが、大事なのは背筋を伸ばすことです。
腰を少し前に、足の重心を少し後にという立ち方を意識することで、凛とした姿勢を保つことができます。

真正面ではなく角度をつけると美しくなる!

振袖は上前(着物を合わせた時、上側にくる左前身頃のこと)に華やかな柄が入ることが多くなります。
特に肩の部分に柄が入っている振袖は、上前にだけ柄が入っている場合も少なくありません。ですので、もし右半身を前に持ってくると、せっかくの柄が写真に写らなくなってしまいます。

正面ではなく角度を付けて写真を撮る場合は、必ず上前を見せるような形で右足を半歩後ろに引いて、30〜40度くらいの角度を付けて立ち、
背筋をしっかりと伸ばせば、美しく、そしてスリムな振袖姿を写真に収めることができます。

他にもこんなポーズがあります

■腕を広げて袖柄を見せる

振袖といえばその長い袖がポイントですので、袖に入っている柄もしっかりと写真に収めたいですよね。
袖口を軽く掴んだまま腕を左右に広げれば、振袖全体の柄、文様が美しく、華やかに演出できます。
また振袖の場合、帯結びもポイントですので、その姿勢のまま後ろを向いて、帯を主役に写真を撮るのもオススメです。

■後ろ向きといえば「見返り美人図」のポーズもオススメ

帯を主役としたポーズで他にオススメなのが「見返り美人図」のポーズです。
後ろ向きの状態から体を斜めに傾けて振り返り、横顔が少し入る様にします。
この時、無理にカメラ目線にしようとすると、顔が引きつってしまうため、目線はあえて伏し目がちにすると、立ち姿も自然で雰囲気のあるお写真を撮影することができます。

腕を大きく伸ばすのはNG!

振袖の基本として気を付けないといけないのが「腕を見せない」ということです。
振袖の袖口は大きく開いているので、手をあげることで袖口から二の腕や長襦袢が見えやすく、品が悪い印象を与えがちです。

片手をあげる場合は、もう片方の手で袖口をつまむようにし、両手をあげる場合は、脇をしめて袖口が下がらないようにし、手首までが見えている状態をキープできるように気を付けましょう。

バンザイのポーズの様に大げさなポーズは、せっかくの美しい振袖姿が台無しになるので、避けるようにするのがオススメです。

振袖写真は実は「逆光」がオススメ!

写真を撮る際に重要なのが、光の当たり方ですよね。

通常写真を撮る際、逆光は顔が暗くなりがちなので避けることが多いと思います。しかし実は、順光よりも逆光の方がきれいに撮れることが多いと言われています。

順光の場合は、太陽が真正面にあることで、眩しくて険しい顔になってしまったり、
振袖に影が出来てしまうことで柄が見づらくなったりという事が起きてしまいますが、逆光の場合はそういったことを防ぐことができます。
逆光の場合でもカメラの明るさを調整すれば、十分に綺麗な写真を撮ることができ、また余計な影ができにくいのでオススメです。

またもし時間があれば「斜光」で撮影するのもオススメです。
太陽の光がななめ後ろ、できれば左の肩口から差し込むような角度にすると、顔や振袖に陰影がつき立体感のあるおしゃれな写真を撮影することができるでしょう。

いかがでしたか?
成人式では、スマホで写真を撮ってSNSなどにアップする方も多いと思います。
そんな時少しでもキレイな振袖姿を写真に収めたいですよね。
「盛れる写真撮影のコツ」ぜひ参考にしてみてください!