県によっては法律違反?振袖で車を運転する時に気を付ける事まとめ

DATE 2017.06.10

成人式の当日、自分で車を運転して会場に向かうという方もいるのではないでしょうか?
そんな方は必見!今回は振袖で車を運転する時に気を付けなければいけないことをまとめてみました。

県によっては法律違反になることもありますし、また法律違反でなくても、せっかく着付けしてもらった振袖が着崩れしてしまうということもある為、
振袖での車の運転はいろいろと慎重になる必要があります。

成人式の当日に車の運転を予定されている方は、ぜひ参考にしてみてください!

そもそも振袖での車の運転に関する法律はどうなっている?

そもそも「道路交通法」には振袖を含め、和服での運転について具体的に規定されているわけではありません。
しかし71条6号では、「道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項」を「運転者の遵守事項」として掲げています。

つまりは、各都道府県の公安委員会が「運転者の遵守事項」を定めるように、と国から委ねられているということになります。
そのため、振袖での車の運転に関しては、都道府県によって規則が異なります。

例えば、大阪では「げた又は運転をあやまるおそれのあるスリッパ等をはいて、車両(軽車両を除く)を運転しないこと」と大阪府道路交通規則の13条4号に定められており、
運転をあやまる恐れがあるとして、下駄やスリッパでの運転を禁じています。

東京都でも同様に、「木製サンダル、げた等運転操作に支障を及ぼすおそれのあるはき物をはいて車両等(軽車両を除く。)を運転しないこと」(東京都道路交通規則8条2号)
と具体的に木製サンダルや下駄での運転を禁止しています。

こういった履物に関するルールは、多くの都道府県の道路交通規則に規定されています。

さらにその他の都道府県を見ていますと、例えば岩手県では、履物だけでなく服装に関する規定もあります。

『運転の妨げとなるような服装をし、又は下駄その他運転の妨げとなるような履物を履いて自動車又は原動機付自転車を運転しないこと』(岩手県道路交通法施行細則14条1号)と定められており、
その運用については、「衣服の袖、裾等によって運転の障害となるような和服等を着用して運転することを禁止するものである。
なお、和服であっても、ズボン又はもんぺ等を履き、かつ、たすき掛け等をしている場合は該当しない。」として、原則として振袖を含む和服での運転を禁じています。

このように、各都道府県の条例で細かく規定されていますので、まずは自分の都道府県の条例を確認するようにしてください。
また車を運転する際は、草履からスニーカーなどに履き替えて運転するようにすると良いでしょう。

振袖で運転する前に必要な準備とは?

成人式当日、振袖で車の運転を予定しているのであれば、当日までにしっかりと準備をしておき、トラブルを避けるようにしましょう。

振袖での運転で気を付けないといけないのが、まず振袖の「汚れ」です。
せっかくのきれいな振袖が汚れない様に、前日までに洗車しておくと良いでしょう。乗り降りの際には、袖や裾が車体と擦れてしまい、汚れが付着してしまいがちです。

また車の外側だけでなく、車内でも特に気を付けないといけない箇所があります。それは「シートベルト」です。
シートベルトは灰色や黒いものが多いので普段は気づきにくいですが、汗やほこりでかなり汚れているということが多いため、特に淡い色合いの振袖の場合は、
シートベルトの汚れが付着して汚れが目立ってしまうということがあります。
ですので、シートベルトを締める際には、フェイスタオルなどの柔らかい布を挟み、振袖とシートベルトが直接接触しないようにすると良いでしょう。

また裾の汚れが気になるという方は、床にバスタオルなどを敷くと、汚れを防ぐことができます。

振袖で運転する際の姿勢や乗り降りの方法について

もう1つ運転する時に気を付けないといけないのが「着崩れ」です。
せっかくきれいに着付してもらっても、運転中に着崩れてしまって、会場に着いた時にはぐちゃぐちゃになってるということにはなりたくないですよね。
運転する際の基本姿勢や、乗り降りの際に気を付けないといけないことなど、ぜひ参考にしてみてください。

まず運転する際の基本姿勢ですが、一番気になるのが帯です。
帯が崩れないように背中を付けないで運転するという方もいるようですが、この姿勢はとても危険ですので、絶対に真似しないようにしてください。
だからといって、背もたれに体重を掛けすぎると、やはり帯が崩れやすくなりますので、車の運転をする予定がある場合は、着付けをしてもらう際にその事をしっかりと伝え、
着崩れのしにくい帯結びをしてもらうようにしましょう。

車のシートは普段よりも倒し気味にし、またクッションなどを腰の位置に当てるのも良いでしょう。

次に車への乗り降りの方法です。
乗り込む際のポイントはお尻から乗り込むことです。
頭から乗り込んでしまうと、ヘアースタイルが崩れてしまったりする恐れがあるだけでなく、お尻が突き出てしまい、見た目もあまりよくありません。
ですので、まずはお尻から先に車に入れ、振袖の袂をまとめて手に持ちながら、乗る位置をしっかりと確かめて腰かけ、そのまま体を90度に回転させながら最後に足を入れます。

車から降りる際は、乗り込む時の逆で、まずは体を回転させてしっかりと足を地面に付け、袖をしっかりと合わせ持ちながらゆっくりと頭を出すようにしましょう。

いかがでしたか?
振袖で車の運転をする際は気を付けることがたくさんあります。
せっかくの成人式に嫌な思いをしないように、ぜひ参考にしてみてください!