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振袖のしまい方とは?保管方法とたたみ方解説

大切な振袖、成人式を終え、いよいよしまうときがきましたね。
華やかな思い出を閉じ込めた振袖を、次の機会まで美しく保つためには、適切なしまい方が大切です。
今回は、振袖のたたみ方から保管方法、そして長期保存のためのポイントまで、丁寧に解説いたします。

振袖のたたみ方の手順

準備と必要なもの

振袖をたたむ前に、必要なものを準備しましょう。
まず、広々としたスペースを確保することが大切です。
床に傷がつかないよう、清潔な布や大きめのタオルなどを敷いて作業を始めましょう。
さらに、振袖を収納するためのたとう紙も用意します。
たとう紙は、着物専用のものを選び、サイズが振袖に合うか確認してください。
その他、必要に応じて、ハンガー、タオル、ブラシなどを用意しておくと便利です。

振袖を広げる

床に広げた布の上に、振袖を丁寧に広げます。
広げる際には、シワにならないように注意しながら、全体が平らになるように広げましょう。
左側に衿、右側に裾がくるように配置します。

衽(おくみ)を折り込む

振袖の手前側(下前)の脇線(脇の縫い目)から、衽(おくみ)を折り込みます。
この際、衽の折り目は縫い目より2~3cm身頃側にありますので、縫い目に沿って折らず、元の折り目に沿って折り込むのがポイントです。
綺麗に折り込むことで、衿にシワが寄るのを防ぎます。

袖を折りたたむ

衽を折り込んだら、左右の袖を折りたたみます。
まず、上前側の袖を袖付け線で折り畳み、身頃の上に重ねます。
その後、下前側の袖も同様に折り畳み、身頃の下に重ねます。
袖の振り(袖口)と脇線をぴったりと合わせると、綺麗に仕上がります。

身頃を折りたたむ

両方の袖を折り畳んだら、最後に身頃を折り畳みます。
裾を持ち上げ、身頃を半分に折り畳みます。
この時、折り畳む際にシワができないよう、丁寧に作業を行いましょう。

完成と注意点

身頃を折り畳んだら、振袖のたたみ方は完了です。
最後に、たとう紙に丁寧に包み込みましょう。
衿先がはみ出す場合は、内側に折り込んで収納します。
たとう紙に収納する際は、振袖にシワが寄らないように注意しながら、優しく包み込みましょう。

振袖の保管方法と環境づくり

適切な保管場所の選び方

振袖の保管場所を選ぶ際には、直射日光や湿気を避けられる場所を選びましょう。
湿気はカビの原因となりますので、風通しの良い場所が理想的です。
また、温度変化の少ない場所も重要です。
桐箪笥は、通気性と防虫効果に優れており、振袖の保管に最適な収納場所と言われています。
ただし、桐箪笥を使用する際には、湿気対策として、除湿剤などを併用するのも効果的です。

たとう紙の重要性と選び方

たとう紙は、振袖を湿気や虫から守る上で非常に重要です。
和紙製のたとう紙を選び、1~2年に一度は交換することをおすすめします。
長期間使用したたとう紙は、湿気を吸って変色したり、カビが生えたりする可能性があります。
新しいたとう紙に交換することで、振袖の劣化を防ぎます。

防虫剤と防カビ対策

防虫剤と防カビ剤は、振袖を虫やカビから守るために欠かせません。
ただし、複数の防虫剤を併用したり、着物に直接触れさせたりしないように注意しましょう。
防虫剤は、着物に直接触れないように、たとう紙と着物の間に置くか、箪笥の中に置くようにしましょう。
また、定期的に交換することも忘れずに行いましょう。
カビの発生を防ぐためにも、定期的な換気と除湿が重要です。

湿気対策と虫干し

湿気は、振袖にとって最大の敵です。
湿気対策として、最も有効な方法は虫干しです。
天気の良い乾燥した日に、振袖を陰干ししましょう。
ただし、直射日光に当てると、生地が傷む可能性があるため注意しましょう。
また、虫干しをする際は、振袖の状態を点検し、汚れやカビの発生がないか確認しましょう。
もし、汚れやカビを発見した場合は、専門業者にクリーニングを依頼することをおすすめします。

長期保存のための振袖のしまい方

定期的な点検とクリーニング

振袖を長く美しく保つためには、定期的な点検とクリーニングが不可欠です。
年に一度は、振袖を取り出して状態をチェックし、汚れやシミがないか確認しましょう。
汚れやシミを発見した場合は、早めに専門業者にクリーニングを依頼しましょう。
早期に対処することで、汚れが定着するのを防ぎ、振袖の寿命を延ばすことができます。

適切な防虫・防カビ剤の選び方と使用方法

防虫剤や防カビ剤を選ぶ際には、着物専用のものを選びましょう。
使用方法をよく読んで、正しく使用することが大切です。
また、定期的な交換も忘れずに行いましょう。
使用期限を過ぎた防虫剤や防カビ剤は、効果が薄れるだけでなく、逆に害を及ぼす可能性があります。

湿気対策の徹底と保管場所の管理

保管場所の湿気対策は、長期保存において非常に重要です。
桐箪笥を使用する場合は、除湿剤などを併用し、定期的に換気を行いましょう。
また、保管場所の温度変化にも注意し、安定した温度を保つように心がけましょう。

まとめ

今回は、振袖のたたみ方から保管方法、そして長期保存のためのポイントまで解説しました。
大切な振袖を長く美しく保つためには、適切なたたみ方、保管環境、そして定期的な点検とクリーニングが不可欠です。
湿気対策、防虫・防カビ対策を徹底し、定期的な点検とクリーニングを怠らないことで、何十年後にも美しいまま振袖を保つことが可能になります。
今回ご紹介した方法を参考に、あなたの振袖を美しく、そして長く保管してください。


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